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投資信託で積立てるメリットとは?投資初心者が抑えたいポイント5つ!

資産運用 アイキャッチ

つみたてNISAやiDeCoを始めたいけど、「投資信託についてイマイチわからないし、本当にお金が増えるのかな?商品はどうやって選んでよいの?」など、さまざまな疑問があると思います。投資信託で積立てるメリットと、初心者が抑えておきたいポイントがわかれば、投資方針を決めることができ、無数にある商品の中から自分で商品を選ぶことができるだけ出なく、のちに投資方針が変わった場合も、自分で修正することができますよ。投資信託で積立てるメリットと知っておきたいポイント5つをご紹介します。

ここの記事の最終目的

つみたてNISA・iDeCoを始めるために、自分の運用方針を決め、自分で商品を選べることです。

今さら聞けない「投資信託」とは?

つみたてクローバー

まず「投資信託」とはどう言うものでしょうか?私たちが預けたお金は、運用のプロであるファンドマネージャーが、複数の資産を組み合わせて運用し、その利益が私たちに還元される仕組みの金融商品のことを「投資信託」と言います。資産運用をプロにお任せし、お金に働いてもらうのです。

投資信託で積立てるメリットとは?

長期分散投資の効果

「金融庁 平成31年2月6日つみたてNISA Meetup in 大阪」資料より

投資信託で積立てるメリットは、何と言っても「長期分散投資」です。

上の資料は、日経平均が最高値37,189円をつけた1990年1月から2018年12月の間に日経平均に連動する投資信託を毎月買付けた場合、積立て元本348万円に対して、485万円の資産評価額になっていて約40%も資産が増えていることになります。これが、運用期間5年程度だと、元本割れしてしまう期間もありました。

しかし、2018年12月末の日経平均の終値は、20014.8円で未だ1990年の最高値から約半分の株価であるにも関わらず、積立てた資産は約1.4倍にもなっているのです。どうしてでしょうか?

投資信託はドルコスト平均法が使えるから資産が増える!

ドルコスト平均法 基準価格と評価損益

日経平均が20年前から大して回復していないのに、積立てた元本の方が増えている理由は「ドルコスト平均法」による積立て方法だからです。「ドルコスト平均法」とは、上の表のように投資信託を毎月積立てる時に、投資信託の基準価格(1口辺りの価格)が安い時にはたくさん買え、高い時には少ししか買えない買付け方法です。

マイナスが続くと不安になりがちですが、このような時はたくさん買えるチャンスなので、ここで積立てを辞めないことがポイントです。だからこそ、基準価格が回復するとすぐに評価損益が増えやすいのです。実際にやってみないと実感しづらいのですが、ぜひ続けましょう。

投資信託で知っておきたいポイントはたった5つ!

PCとノートとお茶

次は、投資信託を選ぶ上で知っておきたいポイント5つご紹介します。

1.資産の投資先と種類、値動きの特徴を知る

先ほどあげた投資信託は「日経225社を組み合わせた投資信託」いわゆる「日本株」ですが、その他にはどのような資産が「複数の資産の組み合わせ」です。「資産」とはどのような種類があり、どのような値動きの特徴があるのでしょうか?

資産の投資先と種類はそれぞれ3つある

投資先は、日本、先進国(欧米)、新興国(中国を中心とした台湾、韓国、インドなど)の3エリアです。

株式

「株式」と言えば、株式会社の株式です。個別企業が、株主から集めた資金を使って企業は利益を出せば、株価の値上がり益や配当で還元されます。

債券

国、地方自治体、企業などが資金を借入れるために発行されるお金です。発行元は国であれば「国債」、企業なら「社債」と言います。信用度が高い分、リターンは少なめです。基本的に株価と債券価格は反対の値動きをしますので、両方保有することで下落幅を抑えることができます。

REIT

オフィスやショッピングセンター、マンション、ホテル、物流施設など複数の不動産などを購入し、その賃貸収入や売買益を投資家に分配する資産です。少額でできる不動産投資と言うとイメージがしやすいと思います。賃料収入なので、比較的安定していますが、2020年の新型コロナウィルスや過去の大きなショック時の東証REIT指数(東京証券取引所に上場しているREITの動きを示す指数)は、日経平均より大きく下落しています。ショックの時の下落幅は大きいことを覚えておきましょう。

2.長期運用ならインデックスファンドのみでOK!

投資信託の運用方針には、日経平均やアメリカNYダウなどの株価指数に連動して動く「インデックス運用」と指数以上の運用成果を出す「アクティブ運用」があります。iDeCoやつみたてNISAは長期運用なので、インデックス運用1択でOKです。アクティブ運用は、過去10年の運用成績がインデックスより悪い結果が出ているて、短期での運用向きです。

一方インデックス運用は、世界経済は短期的には下げることはありますが、世界の人口は増えているため、長期的には右肩上がりになるのが自然なことなのです。

3.コスト(信託報酬)が低い

「信託報酬」とは、投資信託を運用している時にかかるコスト(運用手数料)のことです。投資信託にかかるコストは、いくつかありますが、この「信託報酬」は、運用中に毎日かかるコストの事で1番重要です。

例えば、信託報酬が0.2%の投資信託を3万円保有している場合、1日にかかるコストは、3万円×0.002÷365日=約0.16円ですが、信託報酬が0.5%であれば、3万円×0.005÷365日=約0.41円となります。これが365日毎日かかるので、信託報酬が高い商品を選んでしまうと、せっかく評価益が出ても評価損益が相殺されてしまうのです。目安は、0.3%以下の商品がよいでしょう。

4.純資産が増えている

「純資産」とは、投資信託の価値を表したもので、購入する人が多いときと、ファンドに組み入れられている資産が値上がりすることで増加します。30億円以上あることが理想です。それより少ないと、投資信託が償還(商品が終了)してしまったり利益が積み上がっていないことを意味します。できたばかりの投資信託の場合も、金額が小さくなります。純資産総額が、右肩上がりに増えているかも確認します。

5.トータルリターンがよい

「トータルリターン」とは、一定期間にどのくらいの運用益があったかを表す数字です。きちんとリターンが出ているか確認します。1年程度ではあまり参考になりませんので、長い期間のデータを見るようにします。

どんな商品があるの?

PCを見る女性

投資信託で積立てるメリット、抑えておくポイントが理解できたらいよいよ商品選びです。同じような商品が数多くあり選ぶのが難しいですが、上のポイントに沿ってリスク許容度別に分けるとほとんど商品は絞られてきます。3つご紹介します。

なお、商品を選ぶ際には、「モーニングスター投資信託のページ」や証券会社の投資信託のページに商品の詳細が載っていますので、検討する際は必ず確認しましょう。

リスク取ってOKなら?

株式のみに投資することで、リスクを分散させ、大きめのリターンを狙います。債券を入れるとリターンは低くなるからです。運用利回り5%くらいを目指します。

 

ニッセイ 外国株式インデックスファンド

日本以外の主要先進国の株式「MSCI」に連動する投資成果をめざします。

信託報酬0.1023円(2020年10月現在)
純資産総額1,959.45億円 (2020年10月2日現在)

チャートの20年3月の大きく減っているところはコロナショックです。

5年間トータルリターン7.65%
ニッセイ 外国株式インデックスファンド  トータルリターン

(「カテゴリ平均」とは、同じような商品で比較した場合のリターンです)

文字通り日本も先進国、新興国と全世界の株式を組み合わせた商品です。新興国株も含まれますので、ここで紹介する商品では1番変動幅が大きいです。

信託報酬0.1102%(2020年10月現在)
純資産総額96.,6億(2020年10月2日現在)
1年間トータルリターン14.58%
SBI・全世界株式インデックス・ファンド  トータルリターン

2020年は、3月のコロナショックによる暴落でトータルリターンはマイナスとなっています。そのため心配になると思いますが、反対に大きな下落がなく、上がり続けるだけの方が評価益は増えにくいので、このような時ほどたくさん買えと思って積立てる気持ちが大切です。

安全めにバランスよく投資したいなら?

初めての投資だし、安全第一でやってみたい場合は、

がよいでしょう。運用利回り3%くらいを目指します。

eMAXIS Slimバランス(8資産均等型) チャート

株、債券、REITを日本、先進国、新興国全て均等に組み合わせた商品です。「eMAXIS Slimシリーズ」は他にも「eMAXIS Slim 先進国株式インデックス」などさまざまな商品がありますが、業界最低水準の運用コストを目指すと言う方針を打ち出しています。

信託報酬0.154%(2020年10月現在)
純資産総額622.85億(2020年10月2日現在)
5年間トータルリターン7.65%
eMAXIS Slimバランス(8資産均等型)  トータルリターン

口座開設はネット証券で!

まだ証券会社の口座を開設していない場合は、窓口のある銀行でなく、必ずネット証券で開設しましょう。

理由は、窓口のある銀行は、商品が限定的であり、先ほどあげたような低コストの商品が揃っていないことがほとんどであり、紹介される商品も新しくできた商品で純資産総額も小さいケースもあります。先ほどもお伝えしましたが、純資産が増えないと償還の可能性も出てきますので注意しましょう。

ネット証券であれば、楽天カードを持っている場合は、楽天証券がよいでしょう。楽天証券の投資信託は、楽天カードで購入することができるのでクレジットカードのポイントももらえます。それ以外であれば最大手のSBI証券が使い勝手がいいです。投資信託のスクリーニング機能も見やすいですし、今後米国ETFなどの積立てをする場合のことですが、定期買付ができるのはSBI証券です。口座開設には、免許証などの身分証明書、マイナンバーカード(ない場合は通知カード)を用意してから始めましょう。

 

いかがでしたでしょうか。早ければ、早い方がより資産は増えやすくなります。この機会に始めてくださいね。「この商品が気になるけどどうかな?」などありましたら、下のコメントフォーム、またはブログトップの「お問い合わせ」からお気軽にご相談くださいね。商品は売らない方針のため、勧誘は一切ありません。個人情報はもちろん守られますし、いきなり請求することもありませんのでどうぞご安心ください。働くママでも効率的に学べるようお手伝いします。

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ABOUT ME
FPりえ
元OL、個人投資家、3男児の母、ファイナンシャルプランナーりえです。 子どもの教育費や老後の生活の心配もあるけど、毎日バタバタ。どうしていいかわからないと悩んでいませんか? 毎日忙しいお母さんでもムリなく家計改善、資産運用ができるようお手伝いします。金融機関に務めた経験が無いからこそ、money初心者の方にわかりやすくお伝えできます。 お金を上手に貯める・使う・増やせるようになると 毎日の生活がより豊かになりますよ。 お気軽にお問い合わせください♪

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